このほど、志楽の湯整体・リラクゼーション室“縄文げんき処”に新たな施術が加わることになりました。「整(せい)膚(ふ)」といって、皮膚を耕すように引っ張ることにより「健康と美と活力」がもたらされることに注目した中国の徐(じょ)堅(けん)氏によって考案された施術で、生まれたての赤ちゃんからご高齢の方々まで受けていただくことのできる、体に優しい施術です。皮膚を優しくつまんで軽く引っ張ることで、皮膚にソフトな刺激を与え、体内の血液の流れがよくなり、体の緊張がほぐされ、リラクゼーションがもたらされるのです。
皆さんは、病気や怪我をしたとき、何が体を元どおりに治してくれると思うでしょうか。体を治すのは、医師でも薬でもなく、みずからに備わった「治るカ」、すなわち免疲カ(病気から体を守るカ)に他なりません。実際{に、病気の95%は、この「治るカ」によって回復すると考えられているのです。そして、この素晴らしいカは、誰にも例外なく備わっています。体の治るカが高まれば病気は早く治り、病気にかかりにくくなります,反対に、治る力が弱ければ病気が長引き、なかなかよくなりません。では、治るカを強めるには一体どうすればよいのでしょうか。私たち一人ひとりに備わる「治るスイッチ」をオンにするには、何よりも全身の血流を促すことが最重要です。
人間が健康であるためには、血液が全身の隅々までスムーズに循環している必要があります。人体を構成する60兆個もの細胞は、血液によって運ばれる新鮮な酸素や栄養を得て初めて活発に働くことができるからです。加えて血液は、細胞から二酸化炭素や老廃物を回収して、静脈を通って再び心臓に戻ります,この血液の流れが滞ってしまう(汚血という)と、一つひとつの細胞.が徐々に衰えて、体の治るカが弱まってしまうのです。
整膚とは、人体で最大の臓器である「皮膚」を、最高の治療器である「手指」で軽くつまむことで、
全身の血液を促す、新発想の健康法です。
人体の皮虜の大きさは畳一枚分にもなり、その下には毛細血管が無数に通っています。肌を軽くつまむ整膚は、毛細血管や神経を傷めずに、皮膚を引っ張るときの「陰圧カ」で毛細血管に血液が流れ込み、血流アップに役立ちます。すでに世界10ヵ国、250万人以上の人たちが整膚を体験しています。
皮膚を引っ張ることによって、次の5つの効果が期待できます。
1.皮膚がつやつやして、弾力性が生まれる
皮膚は抑えられると固くなります。足のかかとが硬くなるのはいつも押さえられて圧迫されているからです。皮膚を整膚すると、弾力性が戻って柔らかくなるとともに、皮膚も締まってきます。これは、しわ、たるみ、くすみ、二十顎(あご)の改善などの美容効果に大変期待できるものです。
2..心地よさ、癒しが生まれる
皮膚を引っ張るとセロトニン分泌が促進され、これが癒しの効果を高めるといわれています。リラックスすると血管の緊張も減少し、血流がよくなることで、免疫力も高まり、心地よさが生まれます。
3.気と血流とリンパの流れがよくなる
整膚によって気・血の流れがよくなると、リンパの流れがよくなり、むくみなどが改善されたり、病気の予防などに効果があると期待されます。
4.筋肉が柔らかくなる
皮膚を引っ張ると、皮下の状態が改善されて、筋肉が柔らかくなります。皮膚が柔らかくなることは体にとって良い状態になったと考えられます。
特に、続けて行うことにより、肩こりなどが再発しにくい筋肉への変化が期待されます。
5.自分自身が健康になる
自分自身に整膚を取り入れた生活をすると、健康を維持でき、頑張れるようになります。他者への整膚を心を込めて行うと、自身の脳も活性化されて、自分の体にも癒し効果が生まれます。体を動かすことにもなりますので、筋力がつくことになり、これも健康増進の一つの方法となります。
整膚は、毛細血管や骨などにダメージを与えない安全な健康法です。体にエネルギーが入ってきて、気持ちが前向きになって、体も心もさらにげん氣になります。実際に体験し方々から「体が軽くなった」の声と併せて、「やる氣が出てきた」という感想をよく聞きます。リラックスして全身の流れを良くすることで、人間本来に備わった力が呼び起こされるのでしょう。医師や看護師、鍼灸師など医療の専門家からも注目され、研究されています。
体と心のバランスを保つことはとても大切です。ストレスの多いこの時代に、自分でできる「セルフ整膚」もあります。朝夕5分ずつでも、自分自身に整膚をすれば、美容・痩身・病気の予防と健康維持に効果的です。
自分自身にも施術を行るという整膚を志楽の湯
に入って行ってみてください。塩化物イオンやナト
リウムイオンなどの成分濃度が高い志楽の湯の源
泉に浸かり、血行も良くリラックスした状態で、ゆっ
くり時間をかけて、ご自身で整膚をしてみましょう。
温泉との相乗効果で、美容と健康の効果はさらにアップするはずです。
・肩・腰・膝痛の緩和
・更年期症候群の改善と予防
・眼精疲労・耳鳴りの改善と予防
・スポーツ障害の予防
・小顔、二重あごの改善
・シワ・シミの予防と改善
・部分痩せ、足のむくみの改善
志楽ニューズレター 第二十一号 2016年12月1日発行
企画:グループダイナミックス研究所
発行所:志楽ダイナミックス